シイナのクラスメイトで親友。3つ編みが特徴的な女の子。シイナの作るご飯が大好き。実は彼女も竜の子のリンク者。彼女の竜の子には具体的な名前は無いが、目撃者からは「鬼」と呼ばれており、彼女の部屋のクローゼットにずっと隠してあった。 本来は明るい性格だったが、難関私立中学への合格を目指して父親からハードな勉強を強いられており、またクラスメイトから陰湿で性的ないじめを受けていたことからその明るさを抑圧されていた。ある事件がきっかけで、竜の子を使って両親と自分をいじめていたクラスメイト達を惨殺、更にシイナのためだとして俊二までも殺そうとする。最期はホシ丸に首を絞められ殺された。 玉依美園(たまい みその) 別居中のシイナの母親で名づけ親。シイナに対し母親とは思えぬ冷たい態度を取っている。当のシイナ自身とも折り合いが悪い。臨時軍用気球研究会議という国家機関の科学者を勤めている。 紆余曲折の末、最終的にはシイナと和解する。本当はもとよりシイナのことを愛しており、冷たくしていたのはシイナの姉、実生の一件があったからであった。俊二の死後シイナを引き取り生活を共にするも、最終話でシイナと外出した際にマンション 横浜 とリンク者を憎む暴徒達に襲われ、射殺される。 須藤直角(すどう なおずみ) 竜の子:無名(涅見子は「トリックスター」と呼んでいる) 竜の子を保持する交信者達を束ね、独自の考えに沿って動く謎の組織黒の子供会の頭目。 自分の意思を表に出さない乾いた人間で、人の命を奪うことにも全く容赦がないが、竜の子を使用することは他の黒の子供会のメンバーと比べて少ない。 小森朋典(こもり とものり) 竜の子:プッシュ・ダガー 黒の子供会の一員。佐倉明を気に入り、自身の考えと横浜 一戸建て を託すも、ホシ丸とエン・ソフと戦闘になり、ホシ丸から廃材の一撃(アニメではプッシュ・ダガーもどき)を食らい重傷を負う。その後、彼とプッシュ・ダガーはその場から姿を消して行方不明となっていたが、ホシ丸に負わされた怪我を癒す過程で政府に捕まり実験体にされていた。後に須藤と共にやってきた明と再会するが、そのとき小森はすでにプッシュ・ダガーと融合して人ならざるものとなっていた上、実験体にされた際に記憶障害を起こしており、以前の小森ではなくなっていた。 小沢さとみ(おざわ さとみ) 竜の子:アマポーラ 黒の子供会の一員。何者にも屈しない強く気高い心を持つ反面、人を殺す事に強い憧れを抱く少女。 家柄と成績、さらにはプロポーションすら求められるお嬢様学園である万朶学園高等部の百合組に在籍している。ある出来事がきっかけでシイナを殺害しようとしたが、イカツチと乙姫によりアマポーラを一蹴されて失敗。その際に精神に異常をきたし、物語後半では幼児退行を起こして文吾に頼りきりになってしまう。 高野文吾(たかの ぶんご) 竜の子:ハイヌウェレ 黒の子供会の一員。メカフェチでミリタリーマニア。竜の子の力を使い、拳銃から重火器まで幅広く作成していた。社交的で思いやりがある反面、いかな指示も任務と割り切り的確にこなす冷酷さも併せ持つ。 涅見子(くり まみこ) 竜の子:シェオル 黒の子供会の一員。竜の子シェオルを保持する、ひどく浮世離れした少女。 家では常に裸でおり、外出時にも下着を着用せず、常に何かに向けて対話している。 リンクしている竜の子・シェオルとは地球そのものであり、シイナの竜の子と塩分 で地球を構成している。最終的にはシェオルで人類を滅ぼし、シイナと2人だけ生き残る。 ロバート・フランクリン 竜の子:タラスク アメリカ人。進行形の神経疾患を患っている。延命治療のために在日米軍の病院に預けられていたが、実は竜の子とリンクしたことからリンク者のサンプルとして政府に命を長らえさせられていた。その後事実を知った母・ジェーンと共に日本へ逃げてきたが、ジェーンが事故を起こした後タラスクと共に逃げ出してしまう。 ジェーン・フランクリン ロバートの母でアメリカ国防情報調査庁分析技術員。難病を患うロバートに高度な治療を受けさせるために彼を米軍の病院に預けるが、政府がロバートを竜の子のリンク者であったためサンプルとして生かしていると知って息子を連れて日本に逃亡してきた。だが日本についた直後、ひき逃げ事故を起こしてしまう。 福山京児(ふくやま きょうじ) 竜の子:ホウキ シイナと偶然出会い、竜の秘密を教えることになる。冷凍食品 を助けるために奔走していたが、竜の子に魂を渡し自身が竜となる。竜の子を念土と呼んでいた。 尾崎三早(おざき みはや) ひろ子をいじめていたクラスメイトの一人。タレ目で、薄い茶髪の巻き毛をしている。夜道で竜の子「鬼」に襲われ、いじめっ子の最初の犠牲者となる。その遺体は原形を留めないほど切り裂かれた状態で発見された。 本田亜希(ほんだ あき) ひろ子をいじめていたクラスメイトの一人。いじめっ子四人のリーダー格。兄が一人いる。実は彼女がひろ子にしていたいじめはすべてこの兄から手ほどきされたもの。しかも兄とはただの兄妹としての関係だけではなく、性的な関係まで持っていた。 三早が殺された数分後、アパートに乗り込んできた鬼によって兄は目の前で頭を吹き飛ばされ、亜希も今までひろ子にしたのと同じ仕打ちを受けながら殺された。 高村宏華(たかむら ひろか) ひろ子をいじめていたクラスメイトの一人。ツインテールのお下げが特徴。三早・亜希が殺された翌日、学校に乗り込んできた「鬼」に教室の窓から投げ落とされて殺される。 市東美代子(いとう みよこ) ひろ子をいじめていたクラスメイトの一人。短い髪と髪留めが特徴。他の三人と違ってひろ子をいじめることに英語研修 の意識を感じていたのか、途中でクラスメイトの水島貴也に全てを話す。その結果、他の三人から痛めつけられ怪我を負う(この時、次のいじめのターゲットにされたと思わせる描写がある)。三早と亜希が殺された翌日、学校に乗り込んできた「鬼」に片足をちぎられた上握り潰されかけるが、シイナの説得で「鬼」が撤退したため助かる事となった。 宮子巽(みやこ たつみ) 国家機関「臨時軍用気球研究会議」副局長。交信者が人間である竜の子の軍事利用(通称日乃レポート)を画策し、秘書である佐藤明希と共に様々な場所で暗躍する。黒縁眼鏡が特徴的な野心家。富士の一件で死亡した犠牲者の遺族に刺し殺される。 佐藤明希(さとう あき) 臨時軍用気球研究会議の秘書。宮子巽の右腕として、仕事を的確にこなす大人の女性。 玉依実生(たまい みしょう) 玉依夫妻の第一子で、シイナの姉に当たる人物。劇中何度も登場するイカツチの乙姫と同一人物である。シイナが生まれる数日前から様子がおかしくなり、美園がシイナを出産したその日に死亡、他殺体となって発見された。しかしその遺体は竜の子の力でコピーした彼女の体に傷をつけた物であり、そのため死因であるはずの外傷が死後につけられている事が後に判明する。死後は成竜となったイカツチの乙姫になり、何度もシイナの危機を救った。 竜骸とも呼ばれる、本作品でのキーファクター。ホシ丸やエン・ソフ、トリックスターといった星型のものから、ハイヌウェレのような人形をイメージしたもの、アマポーラのような不定形等様々である。それは母たる地球から生み出された星の記憶と言われ、有した能力も重力下において自由に空を飛び(同作者の作品ぼくらので、飛行能力の原理を説明している)、自身に取り込んだ物体の分子配列をコピーすることによりその物体を生み出す事が可能な不死の存在。戦闘するに当たっては、基本的には武器などを生み出して攻撃するが、鬼やプッシュ・ダガーのように直接打撃を行うものも存在する。 一部を除き、心身未発達の人間と交信(チャネリング、またはリンク)することで交信先の人間の意のままに操ることが出来るようになる。なぜこれらの力を持ちながらそのような行為に及ぶのかは本編の見所であり、後述する成竜にも関わってくる事柄である。 また、ホシ丸、エン・ソフ、トリックスター等、星形をした竜の子が多く登場するが高野が4巻にてホシ丸を「未発達の竜の子」と称していたり、5巻にて京児の竜の子が最初は星形をしていたりとすることから、全ての竜の子の基本形は星形なのではないかと思われる。 ホシ丸 シイナが祖父母の島の海底で出会った星形の竜の子。その後は鞄の振りをしてシイナをサポートする。ほかの竜の子と異なり、感覚の共有などができないような性質があるように描かれる(この謎は物語終盤で解決される。詳細は上記「登場人物」を参照)。装備は金属棒が主。アニメ版では金属棒の代わりに、小森朋典の竜の子、プッシュ・ダガーの形をした塊を生成して武器としている。 エン・ソフ 佐倉明の竜の子。ヘブライ語で「万物の始原」。明自体が竜の子を利用することを嫌うことから殆ど出番が無く終わった。