飛段と角都との交戦が終わった頃、サスケは大蛇丸の下で修行を重ねていた。しかし、自身が「大蛇丸を越えた」と確信したサスケはついに大蛇丸に凶刃を晒すのであった。大蛇丸の体内で大蛇丸を取り込んだサスケは囚われていた水月を引き連れ、残りの重吾、香燐を仲間に加える為、アジトを巡る。 そして説得をして香燐を仲間に加え、重吾のいる人体実験所へ向かう。 忍者を養成する学校。木ノ葉の隠れ里のアカデミーは二代目火影によって創設される。 人柱力(じんちゅうりき)と尾獣(びじゅう) 人柱力とは、世界に九体存在した魔獣を体内に封印された者。魔獣は、テレマーケティング 獣とも呼ばれ圧倒的なチャクラを持つ。人柱力は、体内の尾獣と共鳴し、人知を超えた圧倒的な力を発揮するが、その力を恐れられ、集団から追いやられる傾向が強い。うずまきナルトや我愛羅はこれにあたる。我愛羅は暁により守鶴を抜かれ絶命するが、チヨの転生忍術により復活した。ほかにも何体かの人柱力が暁によって倒されている。 この作品の会議室 となるのは近世の日本をベースに、現代文化をミックスした架空の世界である。後述の忍者の位置付けと共に既存のニンジャ・アクションを彷彿とさせる世界観を構成している。 言語は、ほぼ現代語と同等の日本語が用いられ、時代劇のような表現はあまりない。衣服は、近世に見られるような着物が基本。名前のあるキャラクターは、和装からジャージ、タイツ、チャイナ服、洋服までさまざま。通貨の単位は両。 忍術が機械の役割を果たしている(例えば消防には水遁が用いられる)ため、機械文明はさほど発達していないが、蒸気機械や電気機器はあるようだ。 この作品は、忍術が一種の超能力として描かれている。忍者という設定や忍術の位置づけが、バトル漫画としての味付け程度でしかないといった点で純粋な忍者漫画であるとは言えない。忍者自体もどちらかと言うと傭兵に近い位置付けで扱われている。しかしながら、作者が海外物のエンターテインメント作品に見られるニンジャ・アクションを意識しているとも考えられ、実際に「自己主張の強い『ニンジャ』たちが派手な技でバトルする」という娯楽性重視の世界観が作品に魅力を与えているともいえる。 「忍者」の神秘性を分かりやすくデフォルメしたこの作品は、海外において、日本国内ではデザイン会社 を拝している『ONE PIECE』以上の人気を博している。 忍者の能力 チャクラ 「身体エネルギー」とは、人間の身体を構成する膨大な数の細胞一つ一つから取り出すエネルギーのことをいい、「精神エネルギー」は、修行や経験によって蓄積したエネルギーのことをいう。これらは「チャクラ」と呼ばれる。「身体エネルギー」と「精神エネルギー」を練り上げて(「チャクラを練る」という)、術者の意思である「印」を結んで(組んで)、術を発動することができる。 術 忍者が繰り出す忍術、幻術、体術などの総称。詳細はNARUTO -ナルト-の術を参照。 業 忍者はいかなる場所でも突き進まなくてはならない。そのため、チャクラを利用し、どこでも進める業という技がある。(崖登りの業・水面歩行の業など) 血継限界 遺伝によって伝わる特殊な能力のこと。詳細は先物取引 を参照。 忍者の分類 特別上忍、上忍、中忍、下忍 忍者のランク。ランクによって任される任務が変わる。木ノ葉隠れの里ではアカデミー卒業により下忍になり、中忍試験に受かることで中忍になる。上忍になる方法はその国の長、上忍達等による推薦または要請。特別上忍は着任方法不明。 例として、ナルトは下忍であり、カカシは上忍である。 医療忍者 術により医療を行う忍者。有名な医療忍者は、五代目火影・綱手、シズネ、サクラなど。 暗部 正式名称・暗殺戦術特殊部隊。特殊な任務をこなす影の部隊。木ノ葉隠れの里には、暗部養成部門「根」が存在した。 抜け忍 里を抜け自らの目的のために生きる忍者。抜け忍となった者は里から割り振られる仕事がないため、自ら暗殺・ボディガードなどの仕事を受け生活する。 追い忍 抜け忍を追跡し、抹殺することを専門とする忍者。 料理忍(アニメオリジナル) 戦場で戦う忍者たちを支援する忍者達。 実際の忍者が使用する通りに使用する。 額当て それぞれが所属する里のマークをついた額当てをつけている。ただし必ずしも額に巻いてはいない。元はゴーグルであったが、作者曰く面倒なので額当てを考案した。 起爆札 衝撃で爆発する札。各国の忍者が使用している。 巻物 口寄せの契約などに用いる。また武器を出すこともできる。口寄せの動物については、NARUTO -ナルト-の口寄せ動物参照。 傀儡人形 傀儡の術で操る人形。刃物や毒針など多くの仕込みが施されていて、熟練の忍ならば複数の傀儡人形を一度に操ることができる。現時点では砂隠れの里のもののみが登場している。 忍者は、各国にある隠れ里に属している。隠れ里は依頼を受け、貸会議室 を派遣する。依頼内容には難易度別にランクがあり、内容によって派遣される忍者のレベルが変わる。忍者は通常数名でチームを組み、派遣される。 ナルトの世界では、主に忍者同士の戦いが描かれ、それ以外の者(侍、武士などの武道家)との戦いは、ほとんど描かれていない。国というものは存在しているが、隠れ里以外で国が持つ軍隊などの戦力は描かれていない。 隠れ里は、ひとつの国にひとつあり、それぞれ国全体を勢力圏としている。そのため、国の力というのはその国の隠れ里の力に大きく依存している。 隠れ里同士はかつては大戦に見舞われたが、第一部開始時点では表面的には友好関係を保っている。戦争時には国は里に頼るしかないが、平和な時代が訪れたため里の力は小さな里から順に弱まり始めている。 火の国、水の国、雷の国、風の国、土の国の5つの国は特に大きな力を持ち五大国と呼ばれる。五つ国の里の長(火影、水影、雷影、風影、土影)は「五影」と呼ばれ、全世界何万の忍者の頂点に君臨する存在である。 隠れ里では、忍者だけではなく、多くの一般人も住んでおり、商売をするなどして暮らしている。 ナルトやカカシの所属する木ノ葉隠れの里を持つ。五大国中、最強の里である。地形的には森林の描写が多い。砂隠れの里とは同盟関係にある。 木ノ葉の隠れ里の長「火影」は、第一部開始時は三代目・猿飛ヒルゼン。四代目は、九尾を封印した際に既に死んでいる。第一部途中に三代目が四代目と同じ術を使い、大蛇丸の術を封印し、死んだ。そして五代目には綱手が就任している。 第二部からは、20小隊に隊が改変されている。 伝説の三忍 木ノ葉隠れの里出身の自来也、大蛇丸、綱手の三人のこと。その力は五影に匹敵するともいわれている。大蛇丸はすでに里を抜けて音隠れの里へ。 守護忍十二士 かつて火の国の大名を守っていた十二人の忍者。猿飛アスマと地陸だけがその生き残りだったが、どちらも暁によって殺害された。疾風伝ではかつて一部のメンバーがクーデターを起こし、それを止めようとした残りのメンバーと相討ちになったことが語られている。 うちは一族 木ノ葉の隠れ里のエリート一族。動体視力と相手の忍術をコピーできる能力を持つ写輪眼の血継限界を持つ。 しかし、イタチにサスケ以外の全てが惨殺された。このためサスケは兄イタチに一族の復讐を誓っている。 日向一族 同じく木ノ葉の一族の一つ。透視能力や写輪眼以上の動体視力と体内の経絡系(チャクラが流れる管)を透視する能力を持つ白眼の血継限界を持つ。 一族には宗家と分家があり、ヒナタは宗家の出身だが五歳年下の妹ハナビにも劣るとされ、一族は次女ハナビが継ぐ方向。ネジは分家の出身である。 分家は宗家のためにあるとされており、分家の者は「籠の中の鳥」を意味する印を額に刻まれる。その印を刻まれた者は宗家の者の意思により殺すことさえ可能。そしてその者が死んだ時には、白眼を封印し血継限界の秘密を他国に漏らさないようにする。